この夏にぜひ味わいたい、旬のフランス産食材とおすすめレシピ

By Katy Salter

夏は、料理にフランス産食材を取り入れる絶好の季節。フランス産の甘く熟したフルーツやみずみずしい野菜、旬のチーズ、極上の肉や魚介類を次のバーベキューやホームパーティー、ピクニックで味わいませんか。フレンチスタイルの夏の食卓に似合うのは、シックでありながらシンプルな料理。主役は旬の食材です。

French Summer Products

この夏にぜひ味わいたい、旬のフランス産食材

 

🌿青果 - みずみずしい野菜と旬の果実

夏になると、フランス産のさまざまな果物が旬を迎えます。 フランス産アプリコットは、陽光が降り注ぐ南仏で栽培されています。盛夏に旬を迎えると完熟し、果肉がハチミツのように甘くなります。赤とオレンジの斑点が入った果皮と芳醇な香りで知られ、AOP認証を受けているルージュ・デュ・ルシヨン種のアプリコットをぜひ味わってください。

イチゴも初夏に旬を迎える食材のひとつで、IGP ニーム産イチゴは特に人気があります。盛夏には、香り豊かなフランス産プラムも見逃せません。濃厚な味わいのレーヌ・クロード種(グリーンゲージ)、しっかりした食感と爽やかな酸味が特徴のアルザス産クェッチ種、クラフティにぴったりのジューシーなミラベル種など、多彩な品種が出揃います。

晩夏になると、熟したイチジクも味わえます。スライスしてサラダに入れたり、ケーキの生地に混ぜたり、イチジクのチャツネにしたりと楽しみ方はさまざま。濃厚な甘みのイチジクに塩気のあるハム、クリーミーなゴートチーズを乗せたタルティーヌは手軽な夕食になります。プロヴァンスで採れるブルジャソット・ノワール種というAOP ソリエス産イチジクは、ルビーのように赤く甘い果肉で知られています。

旬のフランス産トマトの美味しさに勝るものはありません。9月まで食べ頃のトマトは、フランスの夏のレシピ に欠かせない食材です。海塩をひと振りしてそのまま味わうもよし、詰め物をして焼いたり、タルトやガレットに使ったり、サラダやオムレツに入れたりしても楽しめます。縞模様が入ったグリーンゼブラ、黄色のアナナス、ピンクがかった赤色のクール・ド・ブフ(「牛の心臓」という意味)などを選べば、料理に彩りや趣を添えてくれます。 

そのほか、(サラダにぴったりの)フランス産いんげん豆や小ぶりなジャガイモ、南仏料理に欠かせないズッキーニ、ナス、パプリカも旬を迎えます。夏野菜を使って、本格的なラタトゥイユを作りませんか。

 

🧀 乳製品 - 夏に食べ頃を迎えるチーズ

フランスには、季節によって味わいが変化するチーズがあることをご存じでしょうか。AOP認証を受けたオッソー・イラティは、バスク地方で羊の生乳から作られるチーズです。夏の間、地元の羊飼いたちは羊をピレネー山脈の豊かな山岳牧草地に放牧します。この夏の放牧期に生産されるオッソー・イラティは驚くほど風味が良く、特別な刻印で識別されます。同様に、アルプス地方で夏に牛の生乳から作られるチーズ、AOP認証のボーフォール・エテも、バターのような格別の風味が楽しめます。

AOP サン=ネクテールは、オーヴェルニュ地方の緑豊かな牧草地で育った牛のミルクから作られます。ナッツのような風味とクリーミーな食感が特徴で、プラムなどの夏の果物との相性が抜群。サラダに入れても美味しくいただけます。

🐟 肉・魚介類 ― ラム肉、牡蠣、ブショーのムール貝

屋外での食事も夏の楽しみ。ピクニックやバーベキューには、上質な肉や魚介類が欠かせません。IGP認証を取得したジューシーなシストロン産ラム肉やスパイシーなメルゲーズソーセージが人気です。ローストチキンも定番メニューですが、夏はサイドディッシュを工夫するのがおすすめ。クリーミーな付け合わせの代わりに、さっぱりしたサラダを添えてみましょう。

シャルキュトリーも夏の食卓にぴったりです。ピクニックでカリッとしたバゲットにリッチなパテを塗ったり、シャルキュトリーボードを囲んだり。とろけるような口当たりのジャンボン・ド・バイヨンヌ IGP(IGP認証を受けたバイヨンヌ産生ハム)を使った前菜を想像してみてください。

海辺のレストランで、新鮮な魚介を味わうひとときは最高です。グリルしたイワシや、大盛りのフランス産牡蠣を堪能しましょう。夏に旬を迎えるフランスの海の幸には、ブルトン産オマールブルーや、同じくブルターニュ名物であるブショーのムール貝があります。「ブショー」と呼ばれる木杭を用いて養殖するブショーのムール貝は7月から収穫が始まり、なめらかな肉質と繊細な甘みが高く評価されています。

🍽️この夏におすすめのフランス料理レシピ5選

 

1. ミニトマトとオッソー・イラティチーズのマフィン 

塩味のマフィンは、夏のピクニックにぴったりの一品。マフィン生地にタイムの香りとAOP エスプレット唐辛子のマイルドな辛みを加え、ジューシーなミニトマトとオッソー・イラティの角切りを混ぜ込んで25分ほど焼きます。夏の集まりに持ち寄る料理としてもおすすめです。ロゼワインもお忘れなく!

2. バターミルク・ドレッシングと海塩で仕上げるサマービーンズサラダ

このエレガントなサラダの主役はフランス産のいんげん豆。緑と黄色のいんげん豆に、やわらかなモロッコいんげんを合わせれば、彩りと食感のコントラストが楽しめます。薄切りのエシャロットとバジルを加え、オーガニックのバターミルクとレモンを使ったまろやかなドレッシングで和えます。仕上げにIGP ゲランド産フルール・ド・セルをひと振りすれば、風味と食感が際立ちます。

3. シストロン仔羊のコートレットと野菜のグリル、ブルスチーズソース添え

次のバーベキューでは、フレンチスタイルのバーベキューでシストロン仔羊コートレットのグリルを楽しみませんか。南アルプスの牧草を食べて育ち、IGP認証を受けた仔羊の肉をBBQグリルや鉄板で香ばしく焼き上げましょう。黄色や緑のズッキーニといった夏野菜のグリルを添えてどうぞ。

4. フランス産シェーブルチーズとイチジク、バイヨンヌ産生ハムのタルティーヌ

夏のおもてなしには、手間のかからないおしゃれな料理がうれしいもの。そんなときにぴったりなのが、フランスの定番料理であるタルティーヌです。香ばしく焼いたトーストにさまざまな旬の食材をトッピングしましょう。まずは、ジャンボン・ド・バイヨンヌ IGP(IGP認証を受けたバイヨンヌ産生ハム)と、クリーミーなAOP サントモール・ドゥ・トゥーレーヌ(山羊の生乳チーズ)、イチジクを乗せて、ハチミツをたらした王道の組み合わせをお試しください。

5. プラム、トマト、アプリコットのタルトレット

フランス産のプラム、トマト、アプリコットを使ったタルトレットで旬の恵みを堪能しましょう。生地には、クリーミーな口当たりとナッツのような風味でパティシエたちに愛されるAOP ポワトゥ=シャラント産バターを使用します。一部のタルト台にはフレッシュなバジルソースを敷いて完熟トマトを乗せ、残りはアーモンドパウダーを敷いてプラムとアプリコットを乗せ、ブラウンシュガーを振りかけましょう。

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