トマトにも夏にも飽き飽き?――9月まで乗り切るためのレシピ5選

By Valentine Benoist

テイスト・フランス・マガジン編集部は、フランス産トマトに飽きるなんてことはありません。生のままでもローストしても、前菜にもデザートにもなる万能食材。夏のはじめから9月まで毎日、あらゆるレシピでトマトの旬を満喫します。今回は、旬の名残を味わうのにぴったりなトマトレシピをご紹介します。

Tired of French tomatoes, tired of summer: 5 recipes to see you through September

トマトとタプナードのタルト

ふわっと美味しい、南仏らしいおかずタルト。焼き立てのトマトに、濃厚なタプナードAOP ニヨンス産ブラックオリーブ、ケーパー、アンチョビ、ニンニクで作る伝統的なオリーブペースト)をのせた、プロヴァンスの最高の組み合わせです。お手軽に作るなら、市販でも美味しいタプナードが手に入ります。このタルトは冷めても美味しいので、翌日のランチにもなります。

ミニトマトとオッソー・イラティチーズのマフィン

ミニトマトに、バスクからベアルン地方にかけて生産されている非加熱の羊乳チーズ「オッソー・イラティ」を合わせたフランス風マフィン。スパイスとして欧州で唯一AOPに認定されているエスプレット唐辛子がほのかに香ります。公園でのピクニックにもぴったり!

グルテンフリーのトマトガスパチョ

テイスト・フランス・マガジンのスペイン語版の発行を記念して、夏のスープの王様、ガスパチョをフランス風にアレンジしてみました!日差しを浴びて完熟したフランス産トマトで驚くほど美味しくなります。固いパンの代わりにひよこ豆を使うので、グルテンフリー。

ブレンダーでさくさく作れます。作り方の手順はこちらの動画で紹介:https://www.instagram.com/p/CQyzLMMi_x4/

マルチカラートマトのローストと羊のチーズ

イタリアのパンのサラダ「パンツァネッラ」にヒントを得たサラダ。カラフルなローストトマトのあふれる果汁をカリカリの素朴なクルトンが吸い、羊乳チーズ「トム・ド・ブルビ」が全体をまろやかにまとめます。単品としても付け合わせとしても、間違いない夏の人気レシピです。

プラム、トマト、アプリコットのタルトレット

ご存知でしたか?トマトは野菜ではなくフルーツなんです。だから、こんなタルトレットにもぴったりですよ。トマトの酸味とアプリコットのまろやかさ、そしてプラムのとろけるような甘さが互いに引き立て合い、ピストゥが意外なアクセントに。

オーブンから出した焼き立てに、クレームフレーシュをひとさじ添えると、さらに美味しくなります。

Contributor

Valentine Benoist
Valentine Benoist

エディター

テイストフランスマガジン発行のメルマガを読む

このフィールドにご記入
登録が確定しました