ペアリング1:前菜と
ゲストの食欲をそそる、無加糖の爽やかなシャンパンを合わせます。「ブリュット・ゼロ・ドサージュ」(「ノン・ドゼ」、「ブリュット・ナチューレ」とも呼ばれる)がおすすめです。これは、補糖をしていないタイプのシャンパンで、スモークサーモンのトーストとぴったりです。
ペアリング2:海の幸と
魚介類(甲殻類や魚など)全般には、コート・デ・ブラン地区のシャルドネ種だけで造られたブラン・ド・ブランタイプのシャンパンとの相性が良いです。特に熟成期間の若いものが合います。その新鮮さ、ミネラル感、繊細さが海の幸の風味を邪魔せず引き立てます。
ペアリング3:肉料理と
意外に思われるかもしれませんが、七面鳥やシャポン(去勢された雄鶏)だけでなく、赤身の肉にも合いますよ!肉料理に合うシャンパーニュは調理方法によって選びます。濃厚な料理であるほど、しっかりとしたワインらしいシャンパーニュを合わせます。ローストした鶏料理なら、シャルドネやピノ・ノワール、ピノ・ムニエをブレンドしたシャンパーニュとの相性が抜群です。赤身肉やソースのかかったジビエなら、黒ブドウであるピノ・ノワールやピノ・ムニエのみを使用し造られるブラン・ド・ノワールのような濃厚なシャンパーニュを合わせると良いです。
ペアリング4:チーズと
シャンパーニュはチーズととても良く合います。特に、熟成期間が10~15年のものとの相性が抜群です。シャンパンの泡がチーズの脂肪分をうまく中和し、ほのかな酸化香と秋らしい香りは、トリュフ入りブリーやブリア・サヴァランなどの白カビチーズと相性ぴったり。
ペアリング5:デザートと
デザートとシャンパーニュは必ずしも相性が良いとは言えません(チョコレートなど)。でも、オレンジ系のデザートと若いロゼ・シャンパーニュの組み合わせなら、シャンパーニュの柑橘香と良く合います。
コツ
料理に合うシャンパンを選ぶだけでなく、シャンパーニュを正しくサーブすることも大事です!シャンパーニュの適温については、8℃以下に冷やしてはいけません。冷やしすぎると香りが閉じてしまい、風味や泡が損なわれてしまいます。グラスは、フルートタイプは口が細すぎ、クープタイプは口が広すぎるという欠点があります。ワイングラスなら、シャンパーニュの香りが開きやすく、しっかり楽しむことができます。
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