Pissaladière
2 h
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ピサラディエール(ニース風オニオンタルト)

By Myriam Baya, Food blogger

南仏ニースの伝統的なオニオンタルト「ピサラディエール」は、じっくりと火を通した玉ねぎにアンチョビとオリーブを添え、香り高いオリーブオイル生地にのせて焼き上げた一品で、アペリティフや夏のピクニック、地中海スタイルの食卓にぴったり。本場ニース風レシピをご紹介します。

 

サラダ・ニソワーズやラタトゥイユ、タプナードとともに、ニースやフレンチ・リヴィエラを代表する南仏の名物料理です。その名は、ニース方言で「塩漬けの魚」を意味する「pissalat(ピサラ)」に由来し、アンチョビやイワシを塩とハーブで漬け込んだペーストを指します。かつては、この旨味が凝縮されたペーストを生地に塗り、タルトに地中海らしい風味を与えていました。現在ではアンチョビのフィレをそのまま使うのが一般的ですが、シンプルな素材から豊かな旨味を引き出すという本質は変わりません。

 

美味しいピサラディエールの鍵を握るのは、厳選されたフランス産食材。このレシピでは、フランス産小麦粉とプロヴァンス産オリーブオイルで仕込む自家製生地に、AOP ロスコフ産玉ねぎをたっぷり使います。玉ねぎをじっくり炒めることで、自然な甘みと繊細な風味が引き立ちます。ブルターニュ地方を代表するこの淡いピンク色の玉ねぎは、その独自の伝統を称える「コンフレリー(推進協会)」が存在するほど、高く評価される食材です。仕上げには、繊細な食感で旨味が凝縮されたコリウール産アンチョビ、小粒で風味豊かなAOP ニース産オリーブ、そして本場のプロヴァンス・ハーブが、南仏らしい香りを添えます。

 

焼き上がったピサラディエールは温かくても常温でも美味しく、小さく四角にカットすれば前菜やビュッフェに。大きく切り分けて新鮮なグリーンサラダを添えれば、ランチや軽めのディナーとしても楽しめます。伝統的には天板で素朴なカリッとした食感に焼き上げますが、丸いタルト型を使えば、より上品で厚みのある、しっとりとした味わいになります。

準備に必要な時間

1 h 30分

材料 For

  • 生地:
  • 300 g
  • 7 g
  • Olive oil and blue background
    AOP ヴァレ・デ・ボー・ド・プロヴァンス オリーブオイル
  • 1
  • 170 ml (常温)
  • トッピング:
  • Roscoff onions PDO
    AOP ロスコフ産 玉ねぎ
  • 15
  • 20
  • Herbs of Provence Label Rouge
    ラベル・ルージュ プロヴァンス・ハーブ
  • 2
  • 1 つまみ
  • Olive oil and blue background
    AOP ヴァレ・デ・ボー・ド・プロヴァンス オリーブオイル
  • 少々
  • 少々

作り方

1

小麦粉と塩をボウルに入れて混ぜる。イーストを水に溶かし、オリーブオイルとともに小麦粉に加えて混ぜる。生地がなめらかで弾力が出るまでよく練り、ひとまとめにする。布をかけて暖かい場所に置き、倍の大きさになるまで発酵させる(約1時間) 

© Myriam Baya

2

その間に玉ねぎの皮をむき、薄切りにする。大きめのフライパンにたっぷりのオリーブオイルを敷き、玉ねぎとタイムを入れる。時々混ぜながら、極弱火で30〜45分ほど炒める。砂糖をひとつまみ加えて玉ねぎの甘みと香ばしさを引き出し、さらに塩少々加えて余分な水分を抜く。玉ねぎは焼き色をつけないよう注意しながら、透き通ってとろけるようにやわらかくなるまでじっくり火を通す。 

© Myriam Baya

3

オーブンを220℃に予熱しておく。

4

軽くオイルを塗った天板の上で生地を伸ばす。手で広げると、より素朴な仕上がりになる。炒めた玉ねぎを生地の上に均一に敷き詰め、アンチョビを格子状に並べ、オリーブを添える。エルブ・ド・プロヴァンスを振り、お好みで挽きたての黒胡椒を少々散らす。  

© Myriam Baya

5

220℃のオーブンで20〜25分、底面が黄金色になり、縁がカリッとするまで焼き上げる。焼き立てはもちろん、常温でも美味しい。お好みのサイズに切り分けて召し上がれ。  

© Myriam Baya

とのペアリング

ピサラディエールは、南フランス産の爽やかな辛口白ワインやロゼワインとよく合います。本場らしい組み合わせを楽しむなら、ニースを見下ろす歴史ある小規模産地、ベレ(Bellet)のワインがおすすめ。南仏風のアペリティフとして、パスティスとともに楽しむのもまた格別です。 

Contributor

Myriam Baya
Myriam Baya

Food blogger

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