Cheese soufflé
1 h 5分
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フランス風チーズスフレ

By Myriam Baya, Food blogger

チーズスフレは、ふわふわで軽く、風味豊かな、フランス伝統料理の定番。エレガントに焼き上げるスフレは、AOP コンテなどのフランス産チーズを1種類だけ使っても、AOC アボンダンスIGP サヴォワ産エメンタール、IGP フランス産グリュイエールといったハードタイプのチーズをミックスすることもできます。前菜や軽いランチにも、フレンチスタイルのディナーパーティーにもぴったりの手軽なレシピで、本場フランスの味を楽しみましょう。最高の状態を味わってもらいたいなら、焼きたてをサーブしてください。すぐにしぼんでしまうので、ご注意を。

 

この有名な料理のルーツをご存じですか?フランス発祥のスフレが一躍脚光を浴びたのは、19世紀のこと。マリー=アントワーヌ・カレームやオーギュスト・エスコフィエといったフランスの偉大なシェフがレパートリーに加えたことで人気を博しました。「ふくらんだ」を意味するその名のとおり、オーブンの中で魔法のようにふわりと膨らむ姿は、フランス料理の卓越したテクニックを象徴しています。コンテチーズは昔から使用されていますが、ロックフォールやブルー・ドーヴェルニュ、フルム・ダンベール、マロワールのような癖のあるチーズを使ってもOK。ハムやほうれん草、サーモンなどを加えてアレンジしたバリエーションも豊富です。

準備に必要な時間

20分

材料 For

  • 60 g
  • Butter
    AOP ポワトゥ=シャラント産バター
  • 400 ml
  • 4
  • 150 g

作り方

1

オーブンを160°Cに予熱しておく。スフレ型にバターを塗り、粉をまぶしておく。

2

ベシャメルソースを作る。厚手の鍋にバターを溶かし、小麦粉を加えて弱火で炒める。クッキーのような香ばしい香りがしてきたら、牛乳を一気に注ぎ、とろみがつくまで泡立て器で絶えずかき混ぜる。

3

さらに5分ほど加熱したら、塩・胡椒で味を整え、すりおろしたチーズを加えてよく混ぜる。

4

ソースを数分間冷ます。その間に卵を卵黄と卵白に分け、卵白をツノが立つまでしっかり泡立てる。

5

温かいベシャメルソースに卵黄を加えてヘラでよく混ぜ合わせたら、泡立てた卵白をさっくりと混ぜ込む。

6

準備しておいた型の4分の3ほどまで入れる。

オーブンで45分間焼く。焼いている途中で扉を開けると、スフレが崩れてしまうので、絶対に開けないこと。

7

焼き上がったらすぐにテーブルへ(スフレはすぐにしぼんでしまう!)。フレンチ・ヴィネグレットを添えた新鮮なサラダと一緒にどうぞ。

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