ホタテとバレンタイン： ハウツーガイド

調理方法が分からない？

生で行きましょう！殻をむいたばかりの新鮮な身が一番おすすめです。
ディナーの少し前に鮮魚店に立ち寄って、お願いしてみて。
ホタテ貝柱を3～4mmの厚さに切り、赤カブのスライスと交互にお皿に並べましょう。
フルール・ド・セル、かなりフルーティーなグリーン・ペッパーコーン、ベルガモット・ジュース少々、オレンジの皮を数日漬け込んだオリーブオイルで、まるでキスのように、甘くスパイシーに味付けして。

もちろん、自力で開けてもOK！

片方の手でホタテ貝を持ちます。このとき、ホタテの丸みがある面を手のひらに乗せます。先端が丸くなっているヘラを殻の間に入れ、親指で殻を少し開いた状態にします。
上の殻の下に刃を入れて筋を切るとパカッと開きます。
黒い袋を指でやさしく、かつしっかりと引っ張るとヒモがすべてくっついてくるので、それをすべて抜き取り、貝柱だけになったらヘラで取り出します。
下の殻を洗い、貝柱を1つずつ入れます。
シャンパンを1～2滴、有塩バターをひとつまみ、細かく刻んだエシャロット、ディル少々、レモンの皮少々を振りかけます。
熱したオーブンの最上段で5分間焼く、または、ワイルドにガスバーナーで炙ります。
あとはお互いの目を見つめながら楽しんで。

更なるインパクトを残したいなら

トリビアを披露してみましょう。
フランスでは、キング・ホタテ貝（Pecten maximus）は、高品質を保証する厳しい規制の対象となっています。
主にノルマンディー地方とブルターニュ地方に生息するキングホタテは、10月1日から5月15日までが旬で、11cm以下のものは漁獲できません。
小型のクイーンホタテと混同しないように！
冷凍ホタテも売っていますが、鮮魚店で新鮮なものを買うのがベスト。
...と、まくしたてたら、パーティの始まりです！
茹でたほうれん草とブラウンバターを混ぜて仕上げ用ソースを作っておきます。
皮をむいたサルシフィ（西洋ごぼう）2本をオリーブオイルをひいたオーブンでじっくりと焼く。
ホタテの片面だけを、ゴマ、ケシの実、アマランサスを混ぜたものにつけます。
フライパンにバターを熱し、ホタテを焼きます。
ホタテが焼きあがったら、こんがり焼き色がついたサルシフィ（西洋ごぼう）と一緒にほうれん草ソースの上に盛り付けて、召し上がれ！

※サルシフィはホワイトアスパラガスやアスパラガスで代用しても。