軽やかでふんわり、そしてチーズの香ばしさがたまらないフランスのグジェール(gougères)は、特別な日やお祝いの席にぴったりな定番アペリティフです。外はカリッと香ばしく、中は柔らか。黄金色に焼き上がったチーズシューが、ブルゴーニュ伝統の味わいをそのまま食卓に運んでくれます。
グジェールは、グリュイエール、AOP コンテ、IGP サヴォワ産エメンタールなどのフランス産チーズを加えて作る、塩味の小さなシュー生地菓子です。繊細なシュー生地に上質なフランス産バターとすりおろしたチーズを合わせ、黄金色に焼き上げたひと口サイズのグジェールは、ふんわり軽やかな口当たりと口の中でとろける濃厚なチーズの風味が特徴です。グルテンフリーのバリエーションをお探しの方には、そば粉を使ったグジェールがおすすめです。伝統の風味を新しい形で楽しめます。
ブルゴーニュ地方発祥のグジェールは、特別な日やフランス風の祝祭ディナー、クリスマス料理にもぴったりです。シンプルで上品な味わいのグジェールは、アペリティフや前菜としてはもちろん、シャンパーニュのお供にもぴったり。フランス料理が持つ洗練された社交や団らん、その魅力が、そのひと口に凝縮されています。
準備に必要な時間
材料 For
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150 g
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150 g(ふるっておく)
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4 個
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80 g
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1 つまみ
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250 ml
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作り方
1
オーブンを200°Cに予熱しておく。
2
小鍋に、水、バター、塩(小さじ1)を入れ、沸騰させる。
3
火を止めて小麦粉を一度に加え、再び弱火にして約1分間力強く練り、生地の水分を軽く飛ばす。
4
生地の粗熱をとってから、卵を1個ずつ加え、その都度よく混ぜ合わせる。
5
すりおろしたチーズ(トッピング用に少量残す)、ナツメグ、塩胡椒を加え、なめらかになるまで混ぜる。
6
絞り袋またはスプーンを使い、クッキングシートを敷いた天板の上に、小さな丸い山状に生地を置く。
7
表面に卵黄を塗り、残しておいたチーズをふりかける。
8
約25分間焼き、表面がこんがりと膨らんだら完成。
Contributor
Food blogger