Beurres parfumés
15分
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フランス風フレーバーバター

By Myriam Baya, Food blogger

フレーバーバター(コンパウンドバター)があれば、普段の料理にフランス流のエッセンスを加え、簡単に格上げすることができます。高品質なフランス産バターにハーブやスパイスなどを練り込むことで、無限にアレンジを楽しめます。今回は、パセリとエシャロットを使った定番の「ブール・メートル・ドテル」、バスク風の「エスプレット唐辛子バター」、そして創作的な「ワカメ入りバター」の3つのバリエーションをご紹介します。

 

19世紀からフランス料理の定番であったブール・メートル・ドテルは、バターにフレッシュパセリとフランス産エシャロットを練り込んだフレーバーバター。グリルしたアントレコット(ステーキ肉)や舌平目のムニエル、インゲンの温野菜サラダなどに添えれば、簡単に料理に艶と香りが付きます。

 

現在、フレーバーバターが再び注目を集めています。インスタグラムでトレンド入りし、現代フランス料理でも、シェフたちが海藻やエキゾチックなスパイス、果実を取り入れながら、昔ながらの定番に新たな息吹を吹き込んでいます。伝統的には、柔らかいままテーブルに出したり、冷やして丸く成形され、料理の上でゆっくりと溶け出しながら、豊潤な香りを広げていきます。このバターを作るなら、原産地呼称保護(AOP)付きの高品質なフランス産バターを選びましょう。AOP ポワトゥ=シャラント産バター、APO イズニー産またはAPO ブレス産のバターは、品質と本物の味を保証します。

準備に必要な時間

15分

材料 For

  • Butter
    AOP ポワトゥ=シャラント産バター
  • ブール・メートル・ドテル用
  • Traditional shallots
    伝統的エシャロット
  • バスク風バター(エスプレット唐辛子バター)用
  • PDO Espelette Pepper
    AOP エスプレット唐辛子
  • ワカメ入りバター用
  • 1

作り方

1

バターは冷蔵庫から出し、1時間以上置いて常温に戻し、柔らかくする。

2

作りたい種類の数に応じて、バターを等分する(1種類につき約100 gが目安)。

3

好みの具材を混ぜ込む。
ブール・メートル・ドテルにはエシャロットとパセリのみじん切り、バスク風バターにはエスプレット唐辛子、ワカメ入りバターにはワカメを加えて、それぞれをしっかりと混ぜる。

4

出来上がったバターをラップで棒状に包むか、小さな器(ラメキン)に詰める。

冷蔵庫で冷やし固めて完成。

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